学童保育はいつまで?「学童保育の料金と指導員」学童保育で英語学習?

学童保育はいつまで? 児童福祉
学童保育はいつまで?

共働きの親にとって保育園と並んで必須な学童保育。
しかし、そんな学童保育の「いつまで預かってくれるの?」や「指導員は有資格者?」は意外に知らないものです。

今回の記事では、そんな疑問に答えるとともに最新の関心事である「学童保育の英語教育」について取り上げています。

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学童保育はいつまで?「年齢」

かつては学童保育で受け入れた児童の年齢は「おおむね10歳未満」でした。
したがって、学童に通うことができるのは小学校3年生まで・・そんな自治体が多かったのです。

ところが2012年8月に「子ども・子育て支援法」が成立。
これによる児童福祉法の改正により、学童保育の対象児童の年齢も変わりました。
2015年からは「保育を必要とするすべての小学生」が学童入所の対象になり、小学校6年生まで拡大されたのです。

2015年の調査依頼、実際に学童保育への小学校4年生以上の児童の入所数は増加傾向にあります。

学童保育はいつまで?「時間」

学童保育の開設時間ですが、平日の下校時~18時が大半です。
ただし、お住まいの自治体によって預かってくれる時間に1時間ほど差があるので、入所前の見学で必ずチェックしましょう。

なお、夏休みなどの長期休暇は8時30分から18時頃まで預かってくれる施設が大半です。

学童保育の料金

東京23区、横浜や川崎市の場合、4,000円~7,000円/月です。

この料金には「おやつ代」などの自費を含みます。

料金の減免

8割を超える公立の学童保育で減免が適用されます。

具体的には、下記のような方々は5割の減免が適用されます。
・生活保護世帯
・ひとり親家庭
・兄弟姉妹利用世帯

学童保育の指導員

学童の職員に関しても基準が変わりました。
新たに「放課後児童支援員」という資格ができたのです。

放課後児童支援員

都道府県知事が行う研修を修了し、専門的な知識や技能を身に付けた指導員のことです。

学童を保育を運営するためには、放課後児童支援要員を2名以上配置すべき・・と定められています。

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「放課後児童支援員」と「学童指導員の違い」とは?ややこしい区別は求職者以外は無視していい

学童保育で働く人は「学童指導員」と呼ばれていました。
2015年「放課後児童支援員」と「それ以外の無資格者=補助員」と区別されてきました。

放課後児童支援員は放課後児童クラブで働くために必須の資格ではなく、資格の有無によって業務内容が大きく異なるわけではありません。

求人する際に「放課後児童支援員」と書くと分かりやすい・・そんな業界の事情です。

学童保育は無資格?

学童保育で働くのに、資格は不要です。
ただし、保護者からの信頼を得るために大半の児童クラブは有資格者を雇っています。

具体的には保育士・看護師・社会福祉士・介護福祉士、そして看護師です。

学童保育で英語学習?

小学校1年生から英語の授業が始まります。
それに伴い、学童保育での英語教育に注目が集まっています。

結論は「学童保育で英語教育は行われていない」です。

指導員は学校の教員の資格を持っているわけではなく、児童の旧来の宿題を見るのが精一杯です。
特に理科の実験を行う器具や場所は圧倒的に不足しています。

英語学習に不可欠なのが、ヒアリングとスピーキング。
しかし学童保育は狭いスペースに多数の児童がいるため、静かに学習するのに不向きです。

単語の書き取りや文法の学習、タブレットを使用しての英語学習ならば可能です。

ところが近年「英語学童」「アフタースクール」が現れ、様相が一変しました。

「英語学童」「アフタースクール」とは?

授業のように机に向かうのではなく、英会話スクールのような形式で英語を学びます。

具体的には宿題や遊びを英語で行います。
日常生活に、英語を導入するイメージです。

ネイティブの外国人講師やバイリンガル講師が担当しているケースが大半です。

全ての時間、英語でしか会話を行わない場合もあります。

主な活動内容はレッスンですが、保護者の希望次第では学校の宿題をやらしてくれるケースもあります。

日数は週5~2日の中で、希望に合わせてくれます。

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