邑南町の男性職員は会計担当者として、仕事で管理していた団体の通帳などから、多額の現金を横領していました。
この男性職員は懲戒免職されています。
今回は「邑南町【読み方】横領事件で懲戒免職された職員は誰?消費者金融どこ?」としてお送りするので、ご覧ください。
邑南町【読み方】
邑南町の読み方は「おおなんちょう」です。
正式には、「島根県 邑智郡邑南町」で「しまねけん おおちぐんおおなんちょう」です。
邑南町(おおなんちょう)は、島根県の中部に位置します。
島根県内では、最も面積が広い町です。

邑南町の基本情報
人口わずか9,847人ののどかな町で、合計331万6157円を横領する前代未聞の不祥事にして事件が勃発してしまいました。
それでは、邑南町の横領事件を引用を交えながら、見ていきます。
邑南町の横領事件
邑南町の男性職員が、会計担当者として管理していた団体の通帳などから、多額の現金を横領していたことが発覚した。町は今日付けでこの職員を懲戒免職としている。
懲戒免職となったのは邑南町総務課に勤務する35歳の男性職員。
邑南町によるとこの男性職員は、去年4月から今年3月までの間、教育委員会の職員として勤務。
その間に管理していた2つの団体の預金口座について、合計331万6157円を不当な会計処理を行い、一部を着服していたという。5月に団体の会長が会計処理に不正があると邑南町に報告したことで発覚。
男性職員は着服した金は消費者金融などからの借入金返済に充てたと話していて、すでに全額返済しているという。
邑南町は指導や監督が不適正だったとして、当時の上司を減給処分とし、町長と副町長、教育長についても次回の町議会で減給を提案するとしている。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/6d508c15f4d28d469fc7fb44083dd5522faa11a6
団体の管理者から指摘されるまで、邑南町の上司や幹部は、合計331万6157円もの公金の着服に気付いていなかったのです。
あまりにも杜撰な対応ではないのでしょうか?
これでは「他にも邑南町では公金の着服が行われているのでは?」と思われても、文句は言えないでしょう。
邑南町の懲戒免職された職員
今回の公金の着服で懲戒免職された職員の情報は、このとおりです。
- 邑南町総務課に勤務
- 35歳
- 男性職員
- 元教育委員会の職員
公民館の職員か?
そうと決まったわけではありませんが、元教育委員会の所属していたことから「公民館」の職員である可能性があります。
というのも、地方の公民館では、団体の通帳を公民館職員が管理しているケースがあるのです。
これは公金着服の温床になってしまいます。
しかし、団体のメンバーの高齢化で通帳を管理できなくなるケースが多発し、役所側も泣く泣く、管理してしまっているのです。
消費者金融はどこ?
今回の邑南町の公金の着服の使い道は、消費者金融への返済でした。
そこで、消費者金融を調べてみました。
消費者金融でお金を借りる仕組みは大体、こうなっています。
客が申し込み⇒消費者金融が審査⇒客への貸し出し⇒金利付きで返済⇒利ざやで収益を得る
この審査の段階で、消費者金融は邑南町の教育委員会の職員であると把握していたでしょう。
消費者金融は市場規模が0.8兆円と、巨額が動く市場です。
そんな市場のランキングは、このようになります。
消費者金融ランキング(営業収益)
- アコム
- 三井住友FG
- アイフル
テレビCMでお馴染みの大会社ばかりです。

消費者金融ランキング
なお、消費者金融への借金の平均は、「158万1千円」です。
しかし、借金の分布は1万円~200万円と幅があります。

消費者金融借金残高の平均
331万6157円も不当に着服していたので、消費者金融に多額の借金があると見て、間違いないようです。
今回、懲戒免職になった職員の方には速やかに着服金を返済し、被害の弁償を行ってほしいものです。
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