岸田文雄さんが自民党総裁になったことで、遂にこども庁が始動します。
今後はニュースで「こどもまんなか政治」や「不妊治療」で溢れます。
とはいえ、聞き慣れない言葉であることも確か。
今後、こども庁はどんな施策を重点的に行っていくのでしょうか?
そして、こども庁発足の原因となった痛ましい事件を忘れないこともまた、肝心です。
この記事を最後までご覧になれば、こども庁で働くにあたり、取得すべき資格と突破すべき試験が具体的に分かります。
では未知なる「子ども庁」ツアーに出発しましょう!
こどもまんなか政治
「こどもまんなか政治」は、以下のような変遷を辿ってきました。
・深刻さを増しているこども・若者を取り巻く状況に強い危機感
↓
・「こども・若者」輝く未来創造本部を設置
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・「こどもまんなか」を主軸とし、こどもの視点・目線で「こども政策」を作り直すために議論
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・来年度予算の骨格となる骨太の方針の策定
骨太の精神
①こども政策に関するデータ収集分析能力を向上させ、EIPP を確立する
②こどもや子育て世代が抱える様々な課題に早急に対応
③こども政策を実現するために十分な予算の確保
④「こどもまんなか」の実現に向けた強力な総合調整機能を有する行政組織として、こども庁(仮称)を創設
※EIPP:Evidence Informed Policy and Practice。
・客観的な証拠の共有
・政策の実行
・改善するサイクル
不妊治療への支援拡充か!?
野田聖子氏は過去に、男女共同参画の担当大臣を務めています。
また現在も「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」(会長:甘利明議員)では、不妊治療の保険適用化や助成額の拡充を推進し、会長を務める「フェムテック振興議員連盟」でも、働く女性の健康問題、不妊・妊活における課題をフェムテックを用いて解決すべく取り組んでいます。
私達夫婦は5年半、不妊治療に取り組みました。
病院も5つ変わりました。
そうして娘を授かりましたが、あの人生最大の幸運が無ければ、今頃どうなっていたでしょうか?
不妊治療に取り組んでも、子を授からない方々がいます。
年齢上限の撤廃や、遠方へ通院するための保証など、少子化対策へ向けて早急な基盤整備が求められています。
こども庁発足の発端を忘れるな!
平成30年、東京都目黒区で船戸結愛(ゆあ)さんが死亡しました。
「おねがい ゆるして」と記された結愛ちゃんのノートが見つかっています。
悲惨極まる児童虐待の酷い結果の原因は――児童相談所の引継ぎが上手くいかなかったことでした。
こうして「こども庁」は、児童福祉を一元管理し、自治体間の連携を担う使命を帯びました。
こども庁はそもそも「no more yua」が掛け声なのです。
失われた尊い命を忘れず、一歩一歩着実な足取りで子ども達が安心して元気にたくましく生活できる環境整備が求めれている現状です。
こども庁で働くためには?
こども庁で働くにあたり、次の2つの資格のうち1つは取得しておくことがマストです。
1つは福祉の相談援助を担う「社会福祉士」です。
精神保健福祉士と違い社会福祉士は「広く深い」知識が求められ、高い倫理性が求められます。
とはいえ、社会福祉士の国家試験が年々、難しくなっています。
そこで、ユーキャンの社会福祉士講座を利用します。
独学よりお金はかかりますが、88%が働きながら合格を目指しているので、孤独になることがありません。
また児童福祉といえばやはり「保育士」が重要です。
保育士も一発合格を狙いたいところです。
ここでも、ユーキャンの講座を利用します。
ユーキャンの保育士講座
お金はかかりますが、2019年度の保育士試験の合格者は1,476名と圧倒的です。
そして当然ですが、こども庁は役所です。
公務員試験を1発で突破しましょう。
公務員浪人は今や全く評価されないので、独学は辞めて未来への自己投資として伝統と実績を誇るユーキャンで勉強しましょう。
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遂に本格始動するこども庁。
待ち構える不妊治療や児童虐待、保育園の待機児童に不登校。
それでも俯くことなく、政官民が一体となって子どもが安心安全に暮らせる国を築いていきましょう!
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