名古屋グランパスvs鹿嶋アントラーズ「何とかドローの泥仕合」

名古屋グランパス サッカー
名古屋グランパス

カシマサッカースタジアムのアウェー戦は最低限の勝ち点1をゲット。
シュビルツォクが出場停止では1点が取れないチーム事情を露呈しました。
スタメンやスタッツで、この試合を振り返ります。

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名古屋グランパスvs鹿嶋アントラーズ:スタメン

グランパスvsアントラーズ

グランパスvsアントラーズ

引用:グランパス公式

まずは、グランパスのスタメンです。

GK
1ランゲラック
DF
4中谷進之介
13藤井陽也
3丸山祐市
MF
14仙頭啓矢
15稲垣祥
16レオ・シルバ
11相馬勇紀
17森下龍矢
FW
10マテウス・カストロ
44金崎夢生

鹿嶋アントラーズ

GK
1クォン・スンテ
DF
32常本佳吾
5関川郁万
6三竿健斗
2安西幸輝
MF
7ファン・アラーノ
14樋口雄太
11和泉竜司
17アルトゥール・カイキ
FW
18上田綺世
40鈴木優磨

初のスタメン3バック

ルヴァンで初の3バックを試したものの、宮原の退場で広島に敗れました。
グアンパスは3バックと縁が無いものの、長谷川監督は相馬と森下をWGに張る3バックに。

ギャンブルに近い陣形でしたが、主審が名古屋寄りの笛を吹いたこともあり命拾いしました。

鹿嶋のスタメンはレネ・ヴァイラー監督らしく、奇策は無し。
縦に早いサッカーを体現できるメンツです。

特に上田と鈴木の2トップはJ屈指の破壊力でした。

SUB

両チームのサブのメンバーです。
まずは、グランパス。

GK
21武田洋平
DF
23吉田豊
MF
31吉田温紀
34内田宅哉
7阿部浩之
FW
19齋藤学
8柿谷曜一朗

続いて、アントラーズです。

GK
沖 悠哉
DF
ブエノ
広瀬 陸斗
MF
土居 聖真
荒木 遼太郎
松村 優太
FW
染野 唯月

グランパスはユースの星・甲田が外れて齋藤学。
またチアゴと酒井に代えて、内田と吉田が入る驚きのメンバーに。

流れを変えられる選手達ではないものの、ユース上がりの吉田のベンチ入りはマッシモ体制では有り得ません。

鹿嶋は土居がベンチに座る層の厚さです。

スタッツ

アントラーズスタッツ

アントラーズスタッツ

ボール支配率は完全に5分。
シュート数もほぼ同じ。

FKを21本も撃たれながら、無失点に抑えました。
最近のセットプレーからの失点癖から考えれば、ここは合格点です。

岩政大樹先生にイエローカード

ファジアーノ岡山も活躍したアントラーズのコーチ、岩政先生にイエローカード。
監督は前例がありますが、コーチがピンで受けるのは珍しいですね。

鈴木に対するイエローカードに腹を立てた先生が、取り乱してしまいました。

ただ、この試合は主審がグランパス寄りでした。
鈴木へのイエロカードもミスジャッジ。

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グランパスは救われました。

レビュー

丸山が負傷明けで、3バックは機能しませんでした。
また、シュビルツォクがいないと点が取れないチーム事情を露呈させる結果に。

その象徴が前半28分のシーン。
クォン・スンテのミスクリアを稲垣が”らしさ”を見てカット。

マテウスに絶好のパスが出るも、力ないシュートに終わってしまいます。

逆に樋口の一点モノのシュートがバーを叩くなど、運が味方しました。

長谷川健太監督インタビュー

長谷川健太監督

長谷川健太監督

引用:r.gnavi.co.jp

攻撃的3バック

――3バックで完封――

「5バックで守るということではなく、3枚になって攻められる準備は少しずつやってきた。
形は違えどやってきたことは続いている。
よく対応してくれたと思う」

「ルヴァン杯で手応えを感じることができたのでその流れと、選手の状況や日程も加味した」

「こうして舵を切った方がいいということで3バックでやった」

満足できるゲーム

――今日の試合を振り返って――

「やっと締まったゲームができたという手応えがある」

「守るだけでなく返すというところを鹿島に対してできた」

「このスタジアムで勝つことは大変難しいが、最後まで全員で集中力高く頑張ってくれた」

FC東京戦も3バック

「フォーメーションは違っても自分たちがやろうとしていること、方向性は変えていない」

「中で起きる現象がクリアになった」

「シーズン通して右肩上がりに成長していけるチームでありたい」

ランゲッラクと丸山祐市

ランゲラックはロスタイムの95分、松村のシュートを正に”神”がかったパンチングで防ぎます。

不調のチームにあって、彼のプレーだけは衰えません。

丸山は守備こそ軽く、連携はイマイチだったものの、前半40分に素晴らしいフィードを相馬に送ります。

丸山の最終ラインからの縦パスは今までのチームに無かったプレーで、次節が楽しみになってきます。

途中出場の吉田と内田

途中出場した選手は明暗が分かれました。

吉田豊は”さすが!”のパファーマンス。
攻守を締めます。

もっと早い時間で投入されていれば、試合の流れを変えたでしょう。

逆にFC東京から移籍の内田は、まだ不慣れなのか、消える時間が目立つ展開に。

吉田も内田もスタメン起用が有り得るだけに、次節に期待です。

次節は味の素スタジアムでFC東京戦

FC東京

FC東京

引用:www.fctokyo.co.jp

味の素スタジアムは7勝6分16敗と大きく負け越しています。

さらにグランパス降格時に脱走した永井謙佑がいます。
グランパスキラーの森重真人も忘れてはいけません。

木本恭生の恩返し弾を防ぎつつ、確実に点をとって勝利に結びつけることが大切です。

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