公務員を辞めた理由は?「公務員になりたい方へ」辞めて資格取得!

公務員退職と転職

「公務員だって退職します!」

「公務員だって転職します!」

「公務員だって退職代行を使います!」

「公務員にもリカレント教育が必要です!」

2021年7月30日、私は福井県にある市役所で、副市長より退職辞令を受け取りました。

退職辞令は7月31日付です。

7月31日が土曜日であるため、平日(金曜日)に辞令交付が前倒しされました。

副市長室にて、副市長より退職辞令を受け取りました。

29歳で市役所に「福祉専門職」として入庁しました。

しかし、2度にわたる「適応障害」による休職公務員は潰しが効かない、また公務員の退職金では老後、生活できないと判断しました。

そこで私は2度目の適応障害による休職の際、精神科の主治医とも相談して、退職を決意いたしました。

またハローワークに相談し、職業訓練学校をすすめられました。

職業訓練学校にアポイメントを取って訪問すると、電気工事士2種がブルーオーシャンである=「売り手市場」であることが分かりました。

そこで私は職業訓練学校の申込期間「8月16日(月)~9月17日(金)」に間に合うように、7月31日付けで公務員を退職したわけです。

このブログでは「私が公務員になるまで」や「公務員になってから」また「公務員を退職する際に困ったこと」などをご紹介します。

これから公務員を目指す方にとって「公務員のリアル」をお伝えします。

また今現在「公務員の退職」を考えている方にとって、有意義な情報と実体験をお伝えします。

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公務員を辞めた理由

私個人、また市役所の同僚達にも聞きましたが、公務員を辞めた理由は一つとは限りません。
ここからは、私の実体験や実際に辞めた同僚たちの意見を加えてご紹介します。

人間関係

公務員を辞めた理由で最も多いのが、人間関係です。

私自身も、市場原理が働かない歪(いびつ)な役所という組織の中で、人間関係に非常に苦しみました。

具体的には、私は部署の中で、イジメにあっていました。

イジメは子どもだけの問題ではありません。

大人であっても、イジメの被害は実際にあります。

役所や公務員は、 給料が安定して清潔なイメージがあるかもしれませんが、大違いです。

公務員も人間である以上、いい人も悪い人もいます。

そして「前例踏襲(ぜんれいとうしゅう)」が最優先の役所という組織は、大きな問題をいくつも抱えています。

実際に私は人間関係、それもイジメが原因で適応障害と診断され、休職を余儀なくされました。

人間関係による適応障害の休職は、2度にわたりました。

2度目の休職は、2012年2月から始まりました。

6月、主治医である精神科の診察を受けました。

その診察で主治医に、
人間関係のエラーが起きている職場に、戻る必要はないのではないか?
と相談したところ、主治医は深く頷いてくれました。

後日、主治医はこう教えてくれました。
患者に公務員は多く、その原因の大半は人間関係だよ

特に市役所は住民からのクレームを直接受けるため、人間に対するストレスは非常に強いものがあります。

残業が多い

公務員にも種類があり、また自治体によって残業が多い少ないは非常に差があります。

これから公務員を目指す方に伝えたいのは、
「公務員は定時に出勤して定時に退勤できる」
と思わないこと
です。

私が勤務していた市役所ではタイムカードはなく、出勤と退勤は市役所独自のシステムで管理していました。
そのシステムでも、出勤と退勤の時間は操作できます。

さらに、このシステムが導入されるまでは、昔ながらの出勤簿に印鑑を押すだけで、深夜遅くや未明までの残業が、多くの職員を襲っていました。

「働き方改革」と叫ぶ役所自体が、働き方を改革できていません。

特に市役所は選挙の際、選挙事務を行います。
この選挙事務は、早朝出勤と深夜残業の温床になっています。

選挙事務はそれなりの残業代は出ますか、通常の公務はサービス残業がまかり通っています。

公務員を希望される方は、希望先の役所の残業実態を把握する必要があります。

私の従兄弟は、農林水産省のキャリア組です。

従兄弟は、こう言っていました。

「国会前は、帰宅することすらできない。庁舎に泊まり込む。せめて娘の寝顔だけでも見たい」

その従兄弟も適応障害となり、長期休養しました。
彼は農林水産省に復帰しましたが、左遷されました。

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これから公務員を目指す方、今、公務員である方は、
健康と出世、どちらが大事なのか?

この問いを常に持ち続け、自分で自分を大切にしてください。

スキルが身に付かない

公務員には国家公務員や地方公務員など、数多くの種類があります。

全ての公務員に共通しているのは、仕事の大半が書類作成であることです。
つまり書類を作成して、上司の決裁を仰ぎます。

この決済書類の作成が公務員の大半の仕事です。

決裁書類は、文章の末尾の書き方や印鑑の向きなど、市民福祉にとってどうでもいい事が大半です。
この決済書類に、労働時間の多くを割くため、民間企業で通用するスキルがどうしても身につかないという短所があります。

また頻繁に部署を移動するため、そもそも専門性が身につきません。

公務員を退職した人間が再就職で苦戦する最大の理由が、この「決済書類の作成」になります。

私は社会福祉士と介護福祉の資格を取ってから市役所に入庁しました。
市役所に入ってから、ケアマネージャーの資格を取得しました。
ですが、ケアマネージャーの取得要件である実務経験5年は、入庁前の民間の福祉施設勤務時代に取得したものです。

在職中に転職を考えている公務員の方は、民間企業でも通用するように簿記や法律、プログラミングなどの勉強することをお勧めします。
「決裁書類を上手に作成できる」は民間企業では、全く求められないと考えていいと思います。

スキルが活かしにくい

私は民間の社会福祉施設に5年間勤務していました。
社会福祉士の資格を持っていたため、福祉専門職として市役所に入庁しました。

自治体によって差はあると思いますが、私が勤務していた市役所では社会福祉士という資格を存分に活かせていたとは言い難いです。
在職中、公民館などの教育委員会に異動がありました。
また、一年単位での異動も経験しました。

福祉関係の部署にいても、大半の仕事は決裁書類の作成でした。

特に同僚で多かったのが、地元の活性化のため観光関係の部署に行きたいと思っている職員でした。
そもそも、観光関係の部署に所属できるとは限りません。
また、観光関係の部署に配属されたとしても翌年には税務課へ異動など、当たり前のように発生します。

自分が持っている資格を活かして働きたいのならば、公務員はお勧めしません。
公務員にとって異動は、当たり前だからです。

それを念頭に置いた上で、公務員を目指してください。

役所体質は治らない

役所はよく「前例踏襲」と言われます。
これは実際に働いてみて、真実だと言い切れます。

公務員は徹底的に、上下関係の世界です。

新しいことを若い人が始めようと思っても、年長の上司の許可は絶対に必要です。
これは税金を乱用しないという面からは、悪いことばかりではありません。

ただ、民間企業に比べると、組織の意思決定は致命的に遅いです。
また、役所内でのベンチャー企業の立ち上げなど聞いたことがありません。

給料や役職などは、法律や条例によって細かく決められています。
ですから、ダイナミックな人事マネージメントなどはできません。

つまり、どれだけ優秀であってもどれだけ結果を出しても、給料には反映されません。

年功序列がしぶとく生き残る社会、それが役所です。

私の感想ですが、最近では優秀な方が民間企業を選ぶ傾向が強いと思います。
その原因の一つが、成果主義ではなく年功序列型の組織体勢です。

私は公立病院でMSW(医療ソーシャルワカー)をやっていましたが、セカンドオピニンでさえ、条例を作成しなければなりません。
つまり、議会の承認を取らなければなりません。
新しいことや仕事にスピード感を求める方には、公務員は向いていません。

公務員を辞めた理由は人それぞれだけど

公務員を希望してる方は大勢います。
しかし現状は「退職や休職をする公務員が非常に多い」のが現状です。

退職した職員の中には、朝から晩まで住民票の発行などの窓口業務に飽き飽きした同僚もいます。
また税務課などでは、窓口で市民から怒鳴られることがしょっちゅうで嫌気がさし、辞めた同僚もいます。

他には「若いうちに色々と経験したい」と退職した同僚もいます。

辞める理由は人様々ですが、同僚達は共通して、こう言います。

「人間関係が悪い」

「スキルが活かせない。身に付かない」

公務員は基本的に副業ができないというのも、退職する人間の背中を押しています。

終わりに

今回の記事では、私が公務員を退職した実体験をご紹介しました。
同僚の体験も引用しています。

親からの期待もあり、公務員を希望する方は多いと思います。

公務員の職業は公共性が高く、民間企業に比べてコストを意識せずに仕事ができます。

「どうしても公務員になりたい!」

「一発で公務員試験に合格したい!」

と決意したなら、無料体験があるスクールを利用して自分に合った勉強法を実践しましょう。

公務員や役所は良い面もありますが、悪い面もあります。
人によって合う合わないもあります。

市役所と一口に言っても、各自治体で、人事に温度差はあります。

公務員を希望している方は、 OB 訪問や職場体験などの際、自分の思いとギャップができないように、思い切って質問してみてください。

公務員の方々は退職する際、退職後の生活設計を組み立ててから退職しましょう。

公務員は失業保険が出ないので、退職すれば収入がなくなります。
退職する際は、生活の収支と貯金を加味して退職しましょう。

定年で退職してから仕事を探しても間に合いません。

年を取ればとるほど、高給取りになれる資格を取得する勉強時間は失われていきます。

しかし、転職は人生の一大事です。

後先考えずに転職して後悔することが無いように、資格の取得などでしっかり準備をしましょう。

「転職先が無い」「給与や待遇に不安」があっても慌てる必要はありません。

無料で体験できて、今、世間が求めている資格やスキルが自宅にいながら身に付けられる学校があります。

そうは言っても……。

お金の面で行き詰まったとしても、皆様にとって本当に大切なものは、ご自分の体と心の健康ではないでしょうか?

公務員の方、これから公務員を希望される方は、健康面や金銭面でどうかご自身を大事にしてください。

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