社会福祉士の学校とは「合格率と社会人は夜間か通信か」試験合格!

資格の合格「求人と給与」

社会福祉士は国家資格です。

「国家資格」はもれなく、「国家試験」に合格する必要があります。

社会福祉士は誰でも受けられる資格ではなく、受験資格をゲットするために所定の単位や実習を行う必要があります。

つまり「勉強」が必須です。

では社会福祉士になるために、社会福祉士の国家試験に合格するために、どのような勉強を、どんな学校で受ければいいのでしょうか?

この記事では、特に社会人の方で「社会福祉士になりたい!」「社会福祉士の国家試験に受かりたい!」と考えている方へのお役立ち情報が満載です(^^♪

社会福祉士の学校とは

社会福祉士になるためには、国家試験に合格しなければなりません。

その国家試験の受験資格を得られる学校、さらに国家試験に合格して「国家資格」を得られる学校を見ていきましょう(^^♪

専門学校

社会人の方が社会福祉士を初めとして、国家資格を取る場合、まず「専門学校」を思い浮かべるのではないのでしょうか?

気になる専門学校のカリキュラムと費用の平均をご説明しますね♪

※東京の専門学校「上智社会福祉専門学校」を例にしています。

カリキュラム

社会福祉士「専門学校」カリキュラム

「愛の~」はまあ、その専門学校の特色ですね。
でまあ、卒業論文があると……。

この学校は
・2年生
・夜間帯
・通学

となっています。

気になる料金は、下記のとおりです。

 

社会福祉士「専門学校」の費用

費用

専門学校は2年制から3年制と幅広く、平均の費用を安易に提示できません。

さらに「昼間通学」と「夜間通学」でも、変わってきます。

社会福祉士に限らず、専門学校へ進学する方は、下記2点に気をつけてください。
①「社会福祉士」の資格を取得したいのに、民間資格の取得が義務づけられており費用がかさむ。
②合格率ではなく合格者数に注目

①ですが、専門学校の傾向として「児童福祉関係の資格がセット」が非常に多いと感じます。

その資格が自分に必要かどうか、よく検討してください。

②ですが、一部の専門学校では「合格できる見込みのある生徒だけ受験させて合格率を上げる」という手法が、私の頃から散見されます。

入学者数と合格者数をよく観察してみてください。

とはいえ、国家資格である社会福祉士の受験を制限されるいわれはありません。

本当に「国家資格」を取りたいなら、時には「法テラス」などで弁護士の力を借りてでも、試験を受ける……という覚悟が必要かもれしれません。
ちょっと怖いことを書いてしましたが(;^ω^)、オープンキャンパスなどで、教員や在校生に質問してみてくださいね♪

大学

私は経済学部を卒業しましたが、福井県立大学では、社会福祉士と精神保健福祉士の「国家資格2つ」の受験資格が得られます。

母校である福井県立大学の「看護福祉学部・社会福祉学科」について見ていきましょう。

カリキュラム

福井県立大学「社会福祉士」のカリキュラム

4年制大学なので、卒論があるのは当たり前と言えるでしょう。

個人的には、
・「社会福祉士」と「精神科福祉士」の受験資格が得られるわりに「カリキュラム」が詰まっていない
・看護学部と併設なので、医療の勉強ができる

などなど、好印象です。

費用

大学で「社会福祉士」の受験資格を得るための費用ですが、福井県立大学を参考にします。

※詳細は必ず、福井県立大学にお問い合わせください。

大学「社会福祉士」の授業料

個人的には「安い」というのが感想です。
ただ授業料は、皆様の懐事情が違うで一概に高い・安いとは言えませんが……。

まあでも「国公立大学は「授業料が安い」というのは、社会通念上、今も昔もあるわけで……。

一般養成校

私は福井県立大学・経済学部を卒業した後、「日本メディカル福祉専門学校」に入学して、社会福祉士に合格しました。

「日本メディカル福祉専門学校」の分類は「一般養成校」と言います。
聞き慣れないですよね(;^ω^)

「一般養成校」:4年制大学卒業者なら1年間で社会福祉士の受験資格げゲットできる、です。

カリキュラム

厚生労働省のPDFから抜粋しました。

一般養成校のカリキュラム

私が勉強していた頃とは、やたら「ソーシャルワーク理論が増えたな……」という薄いリアクションしかありません(;^ω^)

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費用

一般養成校の費用ですが、下記が大体の相場です。
一般養成校の費用
出典:いろはにかいご

「通信が安い!」と、飛びつくのは危険です。

・「自分に実習は必要なのか?」
・未知の国家試験を独学で何とかした経験があるのか?

少なくとも上記2点は、必ず確認してください。

特に「社会福祉士の実習」は独特です。
自分で実習先を探す必要があるカリキュラムは要注意です。

社会福祉士の学校「合格別ランキング」

厚生労働省のPDFから引用しました。
社会福祉士「大学合格グランプリ」
国公立大学が強いですねぇ(;^ω^)

国公立大学に受かろうと思うと、「旧センター試験」+「2次試験」に合格する必要があります。

なので「理系科目」で、それなりの点数を取った学生が多いのかなと。

「理系科目」が得意なメリット:医学の知識が頭に入りやすい。

社会福祉士の国家試験、意外と「医療系」を理解できるかどうかで、合格への伸びが変わってくるかも……。

次は「短大」と「専門学校+1年実務経験」を見ましょう。

短大「社会福祉士」合格率
結論:短大と専門学校の合格は5分5分。

「短大が善戦してるな」という印象です。
(;^ω^)
最後に、一般養成校の合格率です。
一般養成校「社会福祉士」の合格率

「夜間」や「通信」が多いことに、ビックリです(;^ω^)

「リカレント教育」の拡大でしょうか?

社会人が社会福祉士に合格するには「通信教育」か「夜間」か

「リカレント教育」が当たり前になってきた今、「社会福祉士」という国家資格を目標にした社会人の方は多いです。

社会人の方は仕事や家事・育児があり、高校生のように柔軟に進学先を……が難しいのが現状です。

そこで社会人が「リカレント教育」として社会福祉士に向き合ったとき、どうすれば効率的に、どうすれば費用を安く抑えて「社会福祉士」を取得できるのか?

「リカレント教育」としての「社会福祉士」にスポットライトを当てます。

通信教育

最も費用が安く抑えられます。

合格率も、それなりに高いのが特徴です。

通信教育は、自分のペースで勉強できるのが最大のメリットでしょうか。

ただし「社会福祉士」の受験資格には「実習」が不可欠です。

「実習先を自分で探しなさい」
と、通信教育を受けてから言われても、困りますよね?

「通信教育では、実習先を確保できるか?」
を念頭に置いて、入学するか決めた方がいいですよ(^^♪

夜間

「夜間過程があります!」という学校は「昼間の仕事ができます!」「アルバイトできます!」と募集でうたっています。

昼間でも夜間でも、社会福祉士のカリキュラムは変わりません。

私は一般養成校で「昼間」でしたが、放課後、特別養護老人ホームで介護のアルバイトをしていました。

退職して、「昼間」に通う同級生は多かったです。

「夜間だったら、今の就業形態のまま勉強できるのでは!?」と結論を出すのは、早いです。

「夜間」の同級生達は口を揃えて
・「昼間の仕事が苦しくて通えない」
・「予想よりアルバイトができない」

と嘆いていました。

国家資格を取りにいく以上、何かを犠牲にする覚悟は必要です。

「今のライフサークルのまま」は、正直、厳しいと思ってください(;^ω^)

社会福祉士の試験に合格するには!?

私は「ワークブック」を2冊、黙々と読んで模写していました。

同級生は「時系列が分かるから」と、教科書を徹底的に読んでいました。

他の同級生は「過去問」を黙々と解いていました。
(^^♪
「時間とリサーチの手間を省く」ために、あえて国家資格用に通信教育を受けるのもアリだと思います。

「社会福祉士」という国家資格は、努力がダイレクトに結果に結びつく……という印象は変わっていません。

「ノー勉(全く勉強しない)」で合格するのは100%不可能です。

余裕があるなら「効率」をお金で買って一生モノの「国家資格」をゲットするのは、アリだと思います。

「社会福祉士」での浪人を、私はお薦めしません……。

1日たった30分のスキマ時間学習で、国家資格を取りましょう。

体調不良以外は、一発での合格を目指しましょう!

終わりに

厳しいことを書いてきました。

それだけ「社会福祉士」という「国家資格」は今、重みを増しています。

それだけ今の時代、「福祉の専門職」は求められています。

それはそれで「厳しい社会」なのかもしれません。

そうであっても、「福祉援助職」が下を向いていては、高齢者や障害者など「生活が苦しい人達」の援助は行えません。

誰かがきっと、「福祉専門職」の助けを待っています。

そんな「誰か」にソッと笑顔で「手を差し伸べられる存在」になってみませんか?(^^♪

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