公務員の退職金が安い!公務員が再就職のためにやっておくべき準備

公務員退職と転職

「公務員として一生懸命働いたのに、定年後、退職金と年金で生活できない!」

公務員を退職した方々の悲鳴です。

私の亡父も消防を退職後、退職金と年金では生活できず、大学生よりも必死で就活していました。

公務員を退職した私も、支給された退職金が少ないため、貯金を食い潰して生活するのは不可能です。

データや私の実体験を踏まえて、公務員が「安い退職金」で泣かずに済む方法をご紹介します。

この記事を読めば、真面目な公務員が老後、生活に困ることはありません。

公務員の退職金は年々減らされている

令和2年3月13日、「国家公務員法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。

結果、国家公務員の退職年齢は60歳から65歳に引き上げられます。

この施策の理由はお決まりの「高齢化社会において~」です。

「退職年齢が上がるなら、公務員の退職金や再就職を心配しなくていいんだ!」

喜ばれた公務員の方、違います。

人事院が介入して、公務員の給与や退職金が上向きになりましたか?

人事院勧告の度に、公務員の給与削減など、泣かされています。

退職年齢引き上げは悪夢の始まり

公務員の定年延長で、ますます役所のブラックぶりが濃くなります。

今回の法案で、以下が決まりました。

〇60歳に達した職員の給与
当分の間、職員の俸給月額は、職員が60歳に達した日後の最初の4月1日(特定日)以後、その者に適用される俸給表の職務の級及び号俸に応じた額に7割を乗じて得た額とする。

61歳からは、給料が3割減になります。

さらに公務員の退職年齢は段階的に65歳⇒70歳に引き上げられそうです。

つまり年を取ってから安い給料でコキ使われるのです。

公務員は退職金で生活できない

公務員の退職金は、月給を基に計算されます。

今回の「公務員の給与3割減」で、退職金が確実に減ります。

今時点で、公務員の退職金(退職手当)は平均約2,200万円から約2,000万円に下がっています。

税収増が見込めないので、退職金の削減に歯止めは効かないでしょう。

2021年時点で、平均寿命は大体90歳です。

90歳ー65歳=25年間

月々の生活費が10万円と見積もっても、以下のような計算になります。

10万円×12ヶ月×25年間=3,000万円

2021年時点で、老後の資金は1,000万円も不足しています。

「年金があるじゃないか」という声が聞こえてきます。

公務員は、年金も減りました。

2015年10月、「年金の一元化」が実行されました。

公務員の年金には「職域加算」がありましたが、無くなりました。

具体的には、月々の年金が2,000円減ります。

年金は民間企業と等しくなりましたが、退職金は減る一方です。

民間企業なら、自分の実力次第で、老若男女関係なく結果を出せば昇給が望めます。
歩合給だってもらえます。

しかし公務員は給与が条例で決められているため、結果を出しても給与に反映されません。

公務員が給与を上げるには、昇任するしかありません。

けれど管理職の数は、これも条例で定められています。

また昇任試験の受験資格を得るには、一定の在職年数が要求されます。

仕事で結果を出していない公務員が、昇任試験だけ要領よくやって甘い汁を吸えます。

定年後の公務員はお先真っ暗

「定年で退職してからも働くから」

この考えは、間違っていません。

というより、定年後も働くのが公務員にせよ民間企業にせよ、今やスタンダードです。

ここで公務員は民間企業の方に比べて、圧倒的に不利です。

公務員は最も潰しが効かない職業だからです。

公務員の仕事の大半は、決裁書類の作成です。

上司の決裁を仰ぐため、些末な語尾や押印を覚えます。

また会計処理も、役所独特のノウハウしか知りません。

物を売った経験も、社会から要求される技術も持っていません。

スポンサーリンク

さらに定年時の年齢は65歳。

もう何かを新しく学ぶには、遅過ぎます。

年齢やスキル不問の求人は、体力仕事ばかりです。

老いた体に鞭打って、働けますか?

私はこの事実に気付いたので、さっさと公務員を辞めました。

リカレント教育(大人の学び直し)を選択し、年を取っても働ける資格と技術を手に入れます。

ただ、私のように思い切って退職できる方ばかりではありません。

そこで公務員を退職して、今は無職の私から、現役の公務員の方へアドバイスがあります。

公務員が在職中にやっておくべきこと

国家・地方公務員は、給与や退職金で「冬の時代」に突入しました。

そうはいっても「では具体的に、何をすればいいのか?」と頭を抱えている元同僚が大勢います。

そんな元同僚達に、私が実際にアドバイスしている内容を紹介します。

資格を取得して定年に備える

働きながらでも、公務員が取れる資格やスキルは存在します。

こうしたスキルを身に付け、まずは副業から始めてみるのもアリです。

副業で稼いだ場合、遅くとも確定申告で役所にバレるので、早めの決断が必要です。

転職してしまう

スキルを身に付けたら、定年を待たずに転職するのも、選択肢です。
また「自分にはスキルが無い」と思っていても、意外な「自分の市場価値」が見つかるかもしれません。

私は公務員を退職し、ハローワークに行きました。

ハローワークの方に全てを打ち明けた結果、就職に繋がりました。

クレジットカードを作る

公務員を退職して分かりましたが、「公務員」という「職」への信頼は厚いです。
転職で民間企業へ行っても、クレジットカードを作れない場合があります。

特に「無職」の期間があるのならば、クレジットカードは在職中に作った方が人生、後悔しません。

お金が無いなら

お金の管理については、転職を考えていなくても勉強は必須です。

資産運用は、副業禁止の公務員にこそ、絶対に必要な知識です。

何らかの事情があって取り急ぎ、お金が必要なケースがあると思います。
在宅で気軽に始められるサービスを紹介しますが、注意が必要です。

年収が20万円以上になると、住民税から副業がバレてしまう点です。

「完全無料」で始められる21LIVE
は即金性がありますが、公務員を続けながらであれば収入の調整と「身バレを防ぐ」ことが求められます。



在職中に日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」
でコツコツと「お小遣い」を貯める方法が堅実です。
ライターとしての「スキル」と「成果物」ができるので、公務員の副業として1番お薦めできます。

終わりに

公務員にとって「冬の時代」ですが、平気な人達がいます。

幹部で「天下り先」をしっかり確保している方です。

実際、部長級になった人は「天下り先」をいくつも渡り歩いています。

大学の事務局長⇒図書館館長⇒出先のトップなど。

こうした一握りの「セレブ公務員」になる自信があるなら、この記事は関係ないでしょう。

ですが、天下り先を「渡り鳥」できるのは、ごくごく一部の姑息な手段で出世して、厚顔無恥な人間だけです。

大半の公務員は「公共の福祉」に寄与するため、全力で公務を遂行しています。

この記事がそうした「真っ当な公務員」の人生を明るく照らせるなら、これ以上の喜びはありません。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました