夏ドラマ「テッパチ!」みどころとあらすじ【画像】豪華キャスト紹介

テッパチ! ドラマ
テッパチ!

「2022年の夏ドラマは『テッパチ!』で決まり!」

早くも、こんな声が聞こえてきます。

なぜ「テッパチ!」は、こんなに注目されているのでしょうか?

今回はそんな夏ドラマ「テッパチ!」の魅力をご紹介いたします。

また、ドラマ化しづらい「自衛隊」をテーマに挑んだ栗原美和子さんについてもお届けします。

最新ニュースを随時更新いたしますので、お気に入り登録してお楽しみください。

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「テッパチ!」あらすじ

国生宙(町田啓太)は、破天荒な肉体派の男子です。

高校時代、ラグビー部のエースとして全国でも注目されていました。

ところが。

独りよがりで強引なプレーを続けてしまった結果、ケガをしてしまいます。

チームメートから非難された宙は、孤立したまま引退するのでした。

フリーター

卒業後は、一人暮らしをするも定職に就かず、フラフラその日暮らしを送っていました。

ある日、ケンカが原因で警察沙汰になり、工事現場の仕事をクビにされてしまいます。

住んでいたアパートは家賃滞納で立ち退きを言い渡されます。

就活は自衛隊

途方に暮れていると、ある男から

「お前にピッタリな仕事を紹介してやる!」

と声を掛けられます。

「寮完備で三食飯つき! 体力自慢のお前にはもってこい!」

と仕事を紹介されるのですが。

その仕事が、自衛隊の隊員でした。

「国生宙! 国に生まれ、宇宙のような広い心を持つ男! 自衛官になるために生まれてきたようなヤツじゃないか!」

と男に決めつけられた宙は、最初は自衛隊を拒絶します。

しかし、

「仕事は決まんねぇし、どこもアパート貸してくれないし、このままじゃ生活できないから、訓練生でも給料が出るなら、とりあえず受けてやるか」

と何とも中途半端な決意の末、陸上自衛隊の候補生になりました。

生半可な気持ちで入った先には、過酷な訓練が待ち受けています。

けれど「陸上自衛隊」という天職に出会ったことがきっかけで、大切な仲間と出会い、友情に芽生え、時には恋をし、さまざまな経験を経て人とのつながりの大切さに気付き、成長していくのですが――。

「テッパチ!」みどころ

「テッパチ!」主人公は町田啓太

「テッパチ!」主人公は町田啓太

引用:www.ktv.jp

2022年の春ドラマからフジテレビが新設したのが「水10」のドラマ枠です。

そして、夏ドラの「水10」に登場するのが「テッパチ!」なのです。

主役は劇団EXILEの町田啓太。

オリジナル脚本で原作が無いぶん、先が読めない展開になっています。
(この点が後で紹介する「空飛ぶ広報室」と異なる点です)

舞台は「陸上自衛隊」

物語の舞台は、陸上自衛隊です。

未熟な若者たちが、現実の厳しさに直面するのは、他の組織と同じです。

しかしそこには、自衛隊ならではの「理想だけで戦えない”現実”」が立ち塞がり、ストーリーをブ厚くします。

自衛隊全面協力

自衛隊のリアリティーを追求するため、本作は防衛省が全面協力しています。

本物の自衛官のエキストラを筆頭に、車両やヘリコプターなどは実際に陸上自衛隊で使われている機材を使用しています。

その結果、迫力満載のダイナミックな映像が実現しました。

自衛官のリアル

劇中、任務中以外のシーンでは“厳格な”イメージからは想像もつかない自衛官達。

そんな彼等のおちゃめな姿や笑いあるシーンも盛りだくさんです。

悪戦苦闘する姿に加え、知られざる陸上自衛隊の内情をリアルかつコミカルに描いています。

笑いあり・涙ありの「今の私たちに必要なこと」を、改めて気付かせてくれる「熱血青春ドラマ」に仕上がっています。

ストーリーは2部構成

テッパチは2部構成です。

1部のストーリー

陸上自衛隊に入隊した宙を初めとする新入り隊員。

彼等は陸上自衛隊員になるべく、厳しい訓練を受けて成長していきます。

2部のストーリー

宙達は陸上自衛隊員として各自、所属する部隊へ配属されます。

現場で宙達は自衛隊の理想と現実の中で、苦悩します。

「テッパチ!」キャストとスタッフ

キャスト

新入り隊員・国生宙((こくしょう・ひろし)):町田啓太
陸上自衛隊の教官・八女純一(やめ・じゅんいち):北村一輝


国生宙(町田)が憧れを抱く桜間冬美(さくらま・ふゆみ):白石麻衣


元ヤンキーの荒井竜次:劇団EXILEの最年少・佐藤寛太


ガンマニア・丸山栄一(まるやま・えいいち):時任勇気(ちむどんどん)


暗い過去を持つ・武藤一哉(むとう・かずや):一ノ瀬颯(騎士竜戦隊リュウソウジャー)


芸人を目指していた渡辺淳史(わたなべ・あつし):坂口涼太郎(おちょやん)


小説家志望・小倉靖男(おぐら・やすお):池田永吉(消えた初恋)


最年少弟キャラ・西健太(にし・けんた):藤岡真威人(仮面ライダー1号)


クール系イケメン・風間速人(かざま・はやと):工藤阿須加(ドラマ「教場」)

 

ギャンブル好き・金子慎也(かねこ・しんや):桐山漣


優れた頭脳の持ち主・野村晴樹(のむら・はるき):結木滉星(SUPER RICH)
一般人のオリンピック候補生・芝山勝也(しばやま・かつや):水沢林太郎(メンズノンノ専属モデル)


チームのボス的存在で筋肉マニアの大木隆之(おおき・たかゆき):久保田悠来(ミステリと言う勿れ)

 

町田啓太(劇団EXILE)コメント

舞台が陸上自衛隊で群像劇というのを聞いて胸が熱くなりました。

実は高校時代に自衛隊の様式を参考にした寮生活を送っていたこともあり、懐かしさと共に不思議なご縁を感じています。

そして、オリジナルの脚本ということで、熱量の高いストーリーにワクワクしました。

国生宙は、やけっパチで実年齢よりだいぶ幼く感じる人物ですが、その未熟さが故にエネルギーが有り余っているところや、どこか憎めない愛きょうも持ち合わせているのがとても魅力的だと感じました。

集団生活に難のある性格のこの青年が、どのように陸上自衛隊員になっていくのか、丁寧に、そして大胆に寄り添っていきたいと思っています。

また、過酷な訓練シーンなどもたくさんあるので、耐えられる以上の体づくりに励んでいます。

もうすでに訓練が始まっているような感覚です。

未熟な人物たちがもがき成長していく姿を楽しんでもらえるように、この夏をさらに熱く輝かせられるように挑みます。

ぜひ、ご期待ください!

北村一輝コメント

防衛省全面協力のもと制作される“陸上自衛隊を舞台にしたドラマ”だと聞き、迫力のある作品になりそうだと思いました。

商船学校に通っていたため、寮生活や団体行動、連帯責任など自分自身も経験したことと重なり、独特な世界観に懐かしさを感じました。

個性あふれる候補生たちとのエネルギッシュでパワフルなやり取りに体力がいりそうです。

そして、陸上自衛隊の教官役は初めてですが、アニキ的存在でいれるような人物像にしたいと思っています。

男ばかりの熱いエネルギーのある若い俳優さんに、真のカッコよさ、そして暑い夏ドラマにご期待ください!

白石麻衣コメント

自衛官という役は初めてなので、オファーを頂いた時、うれしかったです。

たくさんの所作があるので、それを1つずつ覚えていくのも楽しみです。

また、リアルな自衛官の1日のスケジュールを拝見させて頂きました。実際の女性自衛官の声の張り方や、立ち振る舞いなどを教えて頂きました。

誰かに指示を出すということも非日常的で、自然と私も気が引き締まり良い刺激と、緊張感を持って挑んでおります。

出演者は、男性の方がほとんどで少し心細い部分もありますが、それに負けないように“冬美の女性としての強さ”を表現していければなと思います。

主演の町田さんとは、初共演ですが、“自衛隊の様式を参考にした生活をしていた”ということをお伺いして、この作品にかける熱い思いも感じ取ることができました。

私は、その背中についていくのみです!そして、今作はこの夏一番熱く、熱量のあるドラマだと思っております。

男性陣の鍛え上げられた体にも注目して頂きつつ、自衛官は男性が多いイメージですが、私演じる冬美のように女性も活躍できる場ということも作品を通して知ってもらえたらうれしいです。

暑い夏をより熱くしていきたいと思いますので、皆さま楽しみに待っていて下さい!

スタッフ

企画・プロデュース:栗原美和子
【代表作】
2001年、2003年「ムコ殿」シリーズ
2002年「人にやさしく」
2020年「映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』」

演出:石川淳一
【代表作】
2009年「メイちゃんの執事」
2012~14年「リーガル・ハイ」シリーズ
演出:根本和政
【代表作】
2006年、2011年、2013年、2015年「アンフェア」シリーズ
2021年「その女、ジルバ」

一覧

脚本:本田隆朗、関 えり香、諸橋隼人
企画:渡辺恒也、江花松樹
企画・プロデュース:栗原美和子(共同テレビ)
プロデューサー:山崎淳子(共同テレビ)
演出:石川淳一(共同テレビ)、根本和政
制作協力:共同テレビ
制作著作:フジテレビ

企画:渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント

4月からスタートしたフジテレビの新水10枠の第二弾は、陸上自衛隊が舞台の熱血青春ドラマをお届けします!

“ニューヒーロー”というこの枠のコンセプト通り、ドラマであまり見たことがない新鮮な舞台設定で、とにかく“熱く”“カッコいい”真夏にふさわしい主人公が誕生します。

等身大の若者たちが、陸上自衛官を目指して悩み、時に傷つきながらもあしたに向かって進んでいく姿に、前向きな力をもらえるドラマです。

ご期待ください!

企画・プロデュース:栗原美和子(共同テレビ)コメント

20年前から“陸上自衛隊を舞台にした青春ドラマを創りたい!”と発案し、ずっと温め続けてきて、この度多くの方々の賛同のおかげで、ようやく実現しました。

目指すは、明るくて楽しくて熱い、イケメン熱血青春ドラマです!

シックスパックイケメンが勢ぞろいしての、肉体を駆使して一人前の自衛隊員になっていく姿を描きます。

中でも一番元気でヤンチャな主役を、町田啓太さんにお願いしました。

超イケメンなのはもちろんのこと、日頃から体も鍛えていらっしゃるので、ビジュアル的にピッタリです。

一方で内面的には、これまでのスマート&クールイケメンのイメージを払拭(ふっしょく)してもらいたい!

新しい町田啓太を開拓したい!という思いからオファーさせて頂きました。単純で熱くて破天荒で、という愛すべき男性キャラクターに挑戦して頂きます。

この夏、防衛省全面協力のもと、エネルギーあふれるドラマで、全国の皆さんに元気をお届けできたら幸せです。

「テッパチ!」放送日程

フジテレビで7月、水曜日の22時~22時54分放送開始です。

詳細が決まり次第、更新いたします。

テッパチとは?

タイトルの「テッパチ」は、自衛官の身を守る鉄帽のことです。

また主人公の「やけっ”パチ”」と掛けた粋なタイトルでもあります。

本物のテッパチはAmazonと楽天で購入できます。
いい時代になりました。

 

栗原美和子の心意気

栗原美和子

栗原美和子

引用:www.oricon.co.jp

「テッパチ!」は栗原美和子さんの企画で始まりました。

そんな栗原さんの紹介とこのドラマにかける意気込みを見ていきましょう。

栗原美和子ってどんな人?

略歴

誕生:1964年12月15日
年齢:57歳
出身:福岡県直方市
学歴:早稲田大学第一文学部
職業:共同テレビジョン(共テレ)第1制作部企画担当部長エグゼクティブ・プロデューサー

経歴

1987年、フジテレビ入社。
バラエティ番組のADやディレクターとして『オレたちひょうきん族』や『笑っていいとも!』などの制作に携わる。

 

その後、フジテレビ深夜ローカルのお笑い番組『笑いの殿堂』(ビデオ化、舞台化もされている)のAPを務める。
この番組でウッチャンナンチャンの内村光良が番組内で栗原の物まねを披露し「栗原スーザン美和子」でわがままな女を演じる。

1992年より第一制作部でドラマを手がけることとなり、1994年『仰げば尊し』でプロデューサーデビュー。
2002年放映のドラマ『人にやさしく』では、スタッフロールで「栗原美和子♥」と自分の名前にハートマークをつけていた。

2009年、フジテレビから子会社の共同テレビに出向。

2011年8月、LaLa TVのエグゼクティブプロデューサーに就任。2013年いっぱいでLaLaTVとの契約を終了し、2014年より共同テレビに再出向し、現職。

ヒストリー

2007年、猿まわしコンビ「太郎次郎」の村﨑太郎と結婚。

翌2008年10月、自身と村﨑の2人を元にした私小説『太郎が恋をする頃までには…』(幻冬舎)を発表した。

 

2008年12月28日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)のプロデューサー(当時)竹本輝之宛に手記を寄せている。

フジテレビ社員としてではなく一個人として書いたと前置きしたこの手記で栗原は、同番組の差別問題を特集した回の第1弾(同年11月16日放送)を母親が観たことに触れた。

手記の内容は差別問題特集の第2弾(同12月28日放送)で公開され、また夫の村﨑がゲスト出演した。

それに続いて、2010年6月に『橋はかかる』(ポプラ社刊)を、村﨑太郎と夫婦共著で出版。

同著は全国図書館協議会の選定図書に認定されている。

 

夫婦ともに、全国の人権問題を勉強するセミナーなどの講師として活動していた。

2015年、前年より別居していた村﨑と離婚。

心意気

大物プロデューサーの栗原さんですら、自衛隊のドラマ化に20年かかっています。

後で説明するとおり、それ程までに自衛隊のドラマ化はハードルが高いのです。

それでも栗原さんはあきらめることなく、テレビ局をはじめとするマスコミ各局や防衛省と粘り強く交渉しました。

大物プロデューサーをこれだけ動かすほど、自衛隊は魅力的なのです。

栗原さんの念願かなって実現した自衛隊ドラマ「テッパチ!」。

夏ドラは特にWOWOWなど、強敵がひしめいていますが、栗原さんの20年をぶつけた「テッパチ!」が視聴率の頂点を獲るでしょう。

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自衛隊はドラマ化しづらい

「自衛隊はドラマ化しづらい」これが定説になっています。

自衛隊そのものが、憲法9条の絡みなどがあり、未だにタブー視する傾向があるからです。

ところが近年、東日本大震災やコロナ禍における集団接種の活躍どにより、自衛隊への評価が高まっています。


これを受けて、自衛隊のドラマはハードルが下がりました。

さらに、自衛隊のドラマ化ハードルを下げた要因があります。

それが「空飛ぶ広報室」です。

空飛ぶ広報室

2013年、TBSでテレビドラマ化されました。

原作は同名で有川浩の作品です。

舞台は、航空自衛隊の広報室。

ここに配属されたのは、事故でパイロット資格を失った主人公の空井大祐でした。

広報官としての矜持が見られる、一級の作品です。

 

有川浩の作品は苦手な私ですが、空飛ぶ広報室だけはページをめくる手が止まりませんでした。

 

自衛隊全面協力の作品

自衛隊が舞台のドラマや映画で欠かせないのが、全面協力を得られるかどうかです。

これは自衛隊の武器や日常品が外国の軍隊のような通常使用ではなく、独自の物だからです。

さらに自衛隊独自の符号や立ち居振る舞いは、役者が訓練で身に付けられず、自衛官をエキストラで使うしかない――というリアルが原因です。

シン・ゴジラ「自衛隊全面協力」

ゴジラは当初から、自衛隊が全面協力してきました。

近年の作品では、シン・ゴジラが有名です。

同作は、車両だけで以下の協力が得られました(一部です)。

  • 10式戦車
  • 90式戦車
  • 16式機動戦闘車
  • 化学防護車
  • NBC偵察車
  • 73式大型トラック

さらに、戦闘ヘリや護衛艦まで登場します。

これらのリアリティを追究すると、やはり自衛隊の全面協力無しでは、自衛隊が舞台の作品は作りようがないのです。

 

「テッパチ!」は栗原さんの強い意志により、自衛隊の全面協力のもと、他ドラマには無いハードアクションがてんこ盛りです。

「夏ドラマは『テッパチ!』で決まり!」なのです。

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