昨年のACL、ポーランド代表FWヤクブ・シュビルツォク(28)にドーピング疑惑が浮上。
これを受け、シュビルツォクはサッカー活動が全停止となりました。
今年のグランパスはこれが響いて、長谷川新体制でも得点不足に悩まされています。
そんなグランパスについに救世主が現れたもようです。
ケニア出身「グエン」を獲得
引用:besthqwallpapers.com
ハンガリー1部、「フェレンツバロシュ」のFWトクマック・グエン(28)。
彼を獲得することが22日までに濃厚となりました。
ケニア出身です。
ノルウェー代表歴を持つ点取り屋で、バネとスピードを武器にしています。
ぐらちゅ〜ぶ様がアップした動画で、彼の動きを確認してみましょう。
【名古屋グランパス加入決定!?】トクマック・グエン ゴール集
フィジカルが強いうえに、技術に優れた生粋の点取り屋であることが分かります。
トクマック・グエンってどんな選手?
引用:sakamato.com
グエンがどんな選手なのか、深堀りして見ていきましょう。
略歴
ノルウェーのサッカー選手。
ケニア・リフトバレー州カクマ出身。
ハンガリー・ネムゼティ・バイノクシャーグI・フェレンツヴァーロシュTC所属。
ポジションはFW。
クラブ歴「スーダン内戦の被害者」
1993年に第二次スーダン内戦の戦火から逃れた。
現在の南スーダン地域からの難民の両親の下に、ケニア・カクマの難民キャンプで生まれる。
その後、一家でノルウェーに移住。
ストレームスゴトセトIFのユースアカデミーに入所後、2011年にトップチームに昇格。
8月28日のフレドリクスタFK戦でプロデビュー。
以降、ベルムSKなどへのローン移籍を経て2016シーズンより先発に定着。
2018年シーズンは自己最高の7ゴールを決めた。
2019年2月1日、フェレンツヴァーロシュTCと契約。
加入後2年連続でネムゼティ・バイノクシャーグI優勝を経験。
2020年8月26日のUEFAチャンピオンズリーグ 2020-21予備予選のセルティックFC戦では、1-1で迎えた後半25分に勝ち越しゴールを決め、本大会出場に貢献した。
代表歴「ノルウェーでの勝負を選ぶ」
ルーツから、南スーダン代表やケニア代表での出場も可能だった。
しかし、2021年3月に2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のノルウェー代表に初招集される。
25日のジブラルタル戦で代表デビュー。
3-0の勝利に貢献した。
グエンの人となり「ストイコビッチ平和親善大使型の平和を象徴するタイプ」
引用:numash.hatenadiary.org
フェレンツヴァーロシュTC在籍時の2020年5月31日のプスカシュ・アカデーミアFC戦。
ゴールを決めたグエンは、数日前に発生したジョージ・フロイド事件に端を発した、世界中に発生した人種差別反対運動に便乗する形で、
「JUSTICE FOR GEORGE FLOYD(ジョージ・フロイドに正義を)」
と印刷されたTシャツを見せて、平等をアピールした。
しかし、この行為が政治的アピールにあたるとして、ハンガリーサッカー連盟から処分を受ける可能性を指摘され、グエンは不満を露わにした。
UEFAチャンピオンズリーグ 2020-21の出場権を獲得したフェレンツヴァーロシュTCは、FCバルセロナが入るグループGに加入。
2020年10月21日開催の試合前日の記者会見に監督セルゲイ・レブロフと会見に出席したグエンは、バルサ戦に向けての意気込みを示した。
当日の試合は、前半10分にグエンがゴールを決めるも、オフサイドで取り消し。
同27分にリオネル・メッシにゴールを決められると、その後のバルサの猛攻に耐え切れず、1-5で敗れた。
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