「生娘をシャブ漬けにせよ」。
暴言は早稲田大学の社会人講座で起きました。
吉野家の伊藤常務が放った暴言に、波紋が広がっています。
伊藤常務はクビになりましたが、店に苦情が殺到しています。
その様子を、吉野家の従業員が生々しく語ります。
吉野家「生娘をシャブ漬け」事件とは

伊東正明
引用:aquavit-japan.com
「地方から出てきた右も左もわからない生娘が、初めて利用してそのままシャブ漬けになるような企画。
男に高いメシを奢ってもらえるようになれば、絶対に食べない」
こう発言した、牛丼チェーン「吉野家」常務の伊東正明氏(49)。
4月16日の早稲田大学主催の講座(全29回、受講料38万5000円)でのことでした。。
「デジタル時代のマーケティング」という講座における不適切発言は、受講者のSNSで発覚して大炎上してる最中です。
吉野家は謝罪したが炎上中

吉野家謝罪
引用:www.itmedia.co.jp
吉野家はすでに、謝罪コメントを発表しています。
「講座受講生と主催者の皆様、吉野家をご愛用いただいているお客様に対して多大なるご迷惑とご不快な思いをさせたことに対し、深くお詫び申し上げます。
(中略)極めて不適切であり、人権・ジェンダー問題の観点からも到底許容できるものではありません」
吉野家の全店舗に苦情が殺到

吉野家へ苦情殺到
引用:business-textbooks.com
店には、客の激しい苦情が殺到してます。
スタッフがその恐怖を語りました。
「18日の夜11時半ごろにお客様から『吉野家はシャブを売っているのか』という電話が。
こちらは『売っていない』と答えたが『ニュースでやっているだろ』と」。
「高圧的な態度で同じような内容を繰り返しつつ、僕自身と店長の名前を聞かれ 恐怖を感じた。
店には一切 今回の発言に関して非はないので、店に(電話を)かけてくるのはなんでかな」
威力業務妨害と脅迫の疑い
従業員と牛丼には何の罪もありません。
苦情の電話は脅迫行為であり、威力業務妨害で訴えられても仕方ない愚行です。
冷静になりましょう。
お腹いっぱい牛丼を食べて、幸せな気持ちになって鼻歌でも歌いましょう。
吉野家の伊藤常務ってどんな人?

伊東正明ってどんな人?
引用:news.ntv.co.jp
クビになった伊藤常務、実はマーケティング界では有名人です。
伊藤常務の経歴
名前:伊東正明
株式会社吉野家:元常務取締役企画本部長
年齢:49歳
出身大学:慶應大学商学部
伊藤常務は「敏腕マーケター」
慶應大学には一浪して入学しました。
ラグビー部所属の体育会系です。
また「OFFICE MASA」という会社の代表取締役社長も務めています。
伊藤塾の運営や本も出版しています
テレビ番組『ジョブチューン』にも出演して話題になりました。
吉野家の業績をV字回復させ、外食業界では「敏腕マーケター」と呼ばれていたのです。
過去にも炎上していた伊藤常務
吉野家は今年3月まで「魁!! 吉野家塾」というキャンペーンを実施していました。
220米札(マイル)を貯めると「お名前入りオリジナル丼」がもらえるという企画です。
この企画は当初、名前は「任意」とされていたのですが。
「『特典を受けとったご本人様』のモノに限る」
と突如、変更になったのです。
SNSで晒されたやり取り
当時、伊藤常務は「お客様相談室室長」でした。
この件で問い合わせた客とのやり取りがSNSで晒され、大炎上したのです。
客は、ある施設名の一部をオリジナル丼に入れたいと伝えたのですが――。
伊藤「その名前が実名であるとは考えられない」
伊藤「訴訟をされるなら、弊社弁護士が真摯に対応させていただきます」
血も涙も無い発言を伊藤常務は突然、始めたのです。
吉野家は対応に問題があったと認めました。
その結果、「名前入れを本名に限定しない」という謝罪文を公式サイトに掲載する羽目になったのです。
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