「我が子が障害を持っているんだけど、どうしょう?」
そんな悩みを持っておられる保護者の悩みを解決する内容です。
「発達支援センターで働きたいけど、どんな資格を取ってどんな就活をすればいいの?」
こういった悩みを持つ就活生の方にも役に立つ内容となっております。
発達支援センターは正しくは児童発達支援センターです(児童福祉法第43条)。
この児童発達支援センターには「福祉型」と「医療型」があります。
※児童発達支援の具体的なプログラムは施設によって差があります。
児童発達支援センター(福祉型)は、身体・知的・精神に障害を持つ未就学の子どもが対象です。
通所訓練施設です。
①日常生活の基本的な動作や知識
②技能の習得
③集団生活への適応訓練
などを行います。
また家族からの相談にも対応します。
センターによっては、以下のように分かれます。
①放課後等デイサービス
②保育所等訪問支援
地域の中核的な療育支援施設となっています。
児童発達支援センター(医療型)は、上肢・下肢・体幹の機能障害がある就学前の子どもが対象です。
福祉型と同じく通所訓練施設です。
医療型の児童発達支援センターの最も大きな特徴は医師がいる点です。
理学療法などの機能訓練や治療を主に行っています。
その他、医学的管理のもとで下記も行っています。
①日常生活の基本的な動作や知識
②技能の習得
③集団生活への適応訓練
家族からの相談に対応する点も「福祉型」と共通します。
※児童発達支援センターへの相談は無料です。
児童発達支援の費用は「通所受給者証」を取得すれば1割負担で済みます。
つまり自治体が9割を負担してます。
令和元年10月から「幼児教育・保育の無償化」が始まり、3歳児から5歳児クラスは無償になりました。
ただし無償化には上限があります。
この条件については幼稚園や保育園と同様です。
児童発達支援センターには、様々な専門職が在籍しています。
例)
〇看護職員
〇理学療法士
〇作業療法士
〇保育士
〇児童指導員
〇児童発達支援管理責任者
事業所の現場責任者です。
資格取得には実務経験+指定の研修が必要です。
「大学等で一定の学部や学科を卒業する」か「児童福祉事業での実務経験」で取得できます。
また、小・中・高の教員免許や、社会福祉士、精神保健福祉士のいずれかを取得していれば任用資格を得ることが可能です。
保育所などの児童福祉施設で、保育を行う専門家です。
学校で必要な科目勉強して国家試験合格を目指します。
児童福祉施設での実務経験でも、国家試験を受けることが可能です。
医療や福祉に関する相談援助のプロです。
大学や専門学校、通信で勉強して国家試験を受験します。
筆者は4年制大学を卒業後、養成施設で資格を取得しました。
運動療法や物理療法により失われた身体の機能を取り戻すリハビリの専門職です。
学校を卒業し、国家試験に合格しましょう。
作業療法を通じた支援や治療を行うリハビリの専門職です。
同じく学校を卒業し、国家試験に合格しましょう。
音声機能や言語機能、聴覚に障害のある人に対するリハビリを得意とする専門職です。
上2つのリハビリ資格と同じく、学校で勉強しながら国家試験を突破するしかありません。
送迎時の運転のために必要です。
看護師・理学療法士・作業療法士は医療系の学校へ通って、国家資格に合格するしかありません。
保育士は所定のカリキュラムを積み、ユーキャンで一発合格を狙います。
現場で重宝されつつある資格が「子ども発達障がい支援アドバイザー」です。
発達支援教育士は株式会社「整理収納教育士」が認定している民間資格です。
見た目に問題のない発達障害特有の子どもたちへのサポートを行います。
発達障害の児童増加を受けて設けられました。
このような状況下、「正しく発達障害の知識を得ましょう」というのが主旨です。
この資格を取って就職がどうこうではなく、すでに働いているスタッフが勉強のために取得する資格です。
発達支援の求人は全国で何と、約18万件あります。
ただし時給の求人が多いのが特徴です。
資格を取り、ハロワークにこまめに通うことが必要となります。
ハローワークで求人が見つけられない場合、転職サイトに無料登録して探すことになります。
東京近辺の看護師の方でしたら「とうきょうナースステーション」がお薦めできます。
病院団体が運営する看護師向け転職支援サービスなので安心です。
キャリアパーク就職エージェントなら最短1週間で内定が可能です。
人事責任者に直接推薦してくれるため、一次選考免除などの特別フローで選考を受けることが可能。
そのため、通常の選考で企業を受けるよりも早く内定がでます。
年間休日130日以上の東証一部上場企業など優良企業の求人が多数見つけられます。
保育・教育業界の「イクシィ(IXYEE)」は学童保育を関東・中部・関西・九州エリアで32施設展開しています。
また人材サービス事業・研修事業・子育てサービス支援事業を行っています。
登録からご入社まで、全て無料です。
転職先の保育園の近くで、転職希望者の子どもを優待価格で預かってくれます。
保育士・幼稚園教諭・看護師の方は無料登録しておいて損はありません。
保育士の転職なら、保育士特化型転職支援【イクシィ】
現場にいると「介護は嫌だ!」という声を耳にします。
高齢者の援助は介護が不可欠ですが、児童福祉は想像より介助はいりません。
どのみち、自分の親や子どもの介護でオムツ交換などは経験します。
「エイヤッ!」と飛び込んだ人にだけ分かることがある――保育・福祉とはそんな魅力を持った職場ですよ。