グランパスはベルマーレと4/6(水)19:30、 豊田スタジアムで戦います。
早くも今季、グランパスが降格争いに巻き込まれるのか・・そんな命運をかけた一戦となります。
予想スタメンやレオシルバのインタビュー、さらに高円宮杯U―18プレミアリーグWEST開幕とともにプレビューをお伝えします。
最下位の湘南ベルマーレに勝って当たり前!?
最下位の湘南が相手ですが、グランパスは苦戦が予想されます。
まず、DF(CB)。
丸山祐市が怪我で出遅れています。
さらに中谷進之介が追加招集された日本代表でコロナに感染したとの情報があります。
そうなると、チアゴと藤井の2枚。
成長著しい藤井はともかく、ハイラインを引くグランパスにあって足が遅いチアゴは前節のように足を引っ張る恐れがあります。
さらに左SBですが、森下に長谷川監督が固執するようなら、降格が現実味を帯びます。
予想スタメン
名古屋グランパス
GK
ランゲラック
DF
チアゴ
宮原和也
藤井陽也
吉田豊
MF
仙頭啓矢
稲垣祥
レオ・シルバ
マテウス・カストロ
相馬勇紀
FW
酒井宣福
湘南ベルマーレ
米本拓司は湘南へのレンタル移籍なので、グランパス戦には出場できません。
しかしGKには日本代表の谷。
グランパスキラーの山田がいるなど、予断を許さないメンバーです。
GK
谷 晃生
DF
山本 脩斗
大岩 一貴
福島 隼斗
MF
石原 広教
古林 将太
茨田 陽生
山田 直輝
FW
タリク
大橋 祐紀
鈴木 章斗
長谷川健太監督インタビュー
ゴールのためにトメテケール
「ゴールを決めるのが最も難しいのですが、チャンスは決めきります」
「全体でしっかりとつなぎ、特に仙頭(啓矢)のビルドアップは素晴らしい武器です」
我慢の時
「結果が出てくれば、自然と質も上がります。今は辛抱するしかありません」
「相手が来たら剥がしてチャンスを作る・・これを徹底させています」
ボランチのスタメンは?
「仙頭のボランチは開幕前から考えていました」
「ただ、稲垣(祥)のボール奪取力やゴールに対する嗅覚を考えると稲垣とレオシルバ、長澤(和輝)で回します」
相馬とマテウスのクロスで勝負
「相馬(勇紀)が乗りきれていません」
「マテウス(カストロ)と相馬は看板選手です」
「二人がサイドをぶっちぎるというシーンをさらに作れれば、勝機はあります」
湘南戦は点の取り合い
「左サイドで森下(龍矢)が攻撃参加すると、ボールを取られます」
「湘南のカウンターは要注意です」
「しかし失点シーンばかりフォーカスすると委縮してしまいます」
「ダイナミックさがなくなってしまったら後退です」
「アグレッシブに闘う・・これが大切です」
名古屋レオシルバのインタビュー
MFレオシルバが4日、湘南戦(6日・豊田ス)の必勝を誓いました。
この日、チームは豊田市内で非公開の練習。
リーグ5試合を終え、1勝2分け2敗と苦戦の真っ只中。
「悔しい思いがある」
レオシルバは開口一番、唇をかみしめました。
しかし長谷川健太監督の攻撃的なサッカーには好印象のようです。
「一番いいと思っているのが、チーム全体としてチャンスが作れていること。
丁寧にラストパスを出すとか、質を高めればチャンスは得点につながる」
ここ3試合は先制を許しています。
そんなチーム事情もあってか、最下位の湘南相手でも気を引き締めます。
「最初から最後までハードに戦っている」
「先制点を取ることがすごく大事。
相手の特長を分かった上で、我々のサッカーを自信を持って戦うこと」
4月は中2~4日で8連戦をこなすタイトな日程です。
「結果が出ていなかった分、しっかり連戦で結果につなげたい」
36歳の外国人助っ人への期待が高まります。
しかし、ファミリーの見る目は冷静でした。
ファミリーの反応は冷ややか
「レオシルバが動きすぎでバランスが崩れてるのが勝てない要因だわな。
稲垣が死んでるのは、レオシルバの影響が大きい」
「中谷、吉田がいないとこんなもんですね。
森下、上がったら戻りましょう」
「レオシルバがどうでもいい所でロストしなければ流れもっと良くなる」
「今年の名古屋は一歩間違えると残留争い」
「外人監督がタイトル取って、日本人監督は汚点を残している」
成瀬竣平がJ2岡山へ育成型期限付き移籍
DF成瀬竣平(21)が来年1月31日までファジアーノ岡山へ育成型期限付き移籍します。
成瀬は果敢に攻撃参加するタイプの右サイドバックです。
マッシモ監督のもとでは、スタメンを掴みかけたものの、宮原和也の壁は厚かった・・という印象です。
成瀬は愛知県瀬戸市出身。
中学生の頃からグランパスのユースで育ちました。
3月末のU―23ドバイ杯に臨むU―21日本代表に招集されたものの、グランパスではルヴァン杯の2試合出場のみ。
プロとしての進退をかけたレンタル移籍となります。
成瀬竣平インタビュー
「シーズン途中でチームを離れることになりますが、強い覚悟を持って挑戦したいと思います。
U―15からグランパスで積んできた経験を活かし、結果にこだわり、J1昇格を成し遂げる為に頑張りたいと思います!
グランパスファミリーの皆さんに成長した姿を見ていただけるように、日々精進したいと思います。
岡山で全力を尽くしてきます。
行ってきます!」
高円宮杯U―18プレミアリーグWEST【名古屋グランパスU‐18】
名古屋グランパスU―18は3日、トヨタスポーツセンターで高円宮杯U―18プレミアリーグWESTの開幕を迎えました。
C大阪U―18戦を2―1で下し、勝利をおさめています。
スタメン
GK
北橋将治
DF
小嶋健聖
西凜誓
大田湊真
長田涼平
MF
牧嶋波亜斗
宇水聖凌
鈴木陽人
野田愛斗
FW
遠山湧斗
神谷悠介
グランパスU-18プレビュー
開始5分に、主将のMF宇水聖凌(3年)が先制します。
しかし直後の9分、同点に。
前半はハイプレスをかいくぐられ、セレッソに主導権を握られてしまう展開となってしまいました。
後半、チームは戦術を整理して主導権を奪回。
すると同33分、途中出場のMF内田康介(2年)が得点し、これが決勝点となりました。
内田康介
「チームを勝たせられる存在になる」
古賀聡監督
「相手の時間帯があっても、立ち返るべきベースを見つめ直せば自分たちの時間になると、選手たちは確信できたのでは」
グランパスU-18とは?
今期のUー18は、2年生が主力です。
攻撃のエースはUー17日本代表のFW貴田遼河(背番号10、キダリョウガ)。
そして、MF鈴木陽人(背番号15、スズキハルト)。
一方、3年生で目を引くのがボランチでゲームキャプテンである宇水聖凌(背番号8、ウスイセイリョウ)です。
セレッソ戦のMVPに相応しい攻守で獅子奮迅の活躍ぶり。
アンカーのように刈り取る守備をしながら、ゲームメイクもできる逸材です。
グランパスユースは吉田と本田以外、大成した選手がいません。
今年の若鯱にはぜひ、ジンクスを吹き飛ばしてほしいものです。
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