「少子化が進んでいるのに、待機児童って何で!?」
「幼保一元化」・・要するに保育園と幼稚園が無償化(無料)になって「うちの子を入れなきゃ損や!」と親御さんが突っ走ってるという経緯はあります。
我が家もそうなので、人のことは言えません。
ただこの待機児童の問題って、根が深いんです。
他人事ではない「待機児童ツアー」にお連れします。
最後までご覧になると「保育士になって素敵な恋して結婚しよ♪」という特典がついています。
待機児童はなぜ増えている?
待機児童がなぜ問題か?を語るのに必要なのが「合計特殊出生率」です。
合計特殊出生率とは?「日本オワコン」
1年間に女性が子どもを産む確率を「合計特殊出生率」と呼びます。
この合計特殊出生率が低いと「少子化だね」と判定されます。
では合計特殊出生率の推移をチラッと見て見ましょう。
1947年 4.0(第一次ベビーブーム)
1989年 1.57( 1.57ショック)
40年間で、半分以下です。
2003年には1.3を下回りました。
国、大ショックです。
2020年 1.34
日本が生き残るために必要な合計特殊出生率は「2.07」です。
端数の0.7なんて割り切れないので、1人のお母さんが3人産むのを目標にしないといけません。
お母さんが3人産むの躊躇するのは、幾つか理由があります。
①経済的問題(養育費)
②晩婚化で3人産む体力がない
③保育園に預けられないので働けない
保育園の整備⇒安心して預けられる⇒子ども産んでも働ける
なので、少子化対策のためにも待機児童の解決は待ったなしです。
待機児童『保育園落ちた日本死ね』から始まった
保育園に入園できなかった母親がブログで「保育園落ちた日本死ね」と記事を書きました。
この記事への反響は凄まじく、溜まったマグマが噴火したかのような騒ぎとなり、母親達が国会前でデモを繰り広げました。
「待機児童を解消してよ!」という署名は2万名を越え、当時の「塩崎恭久」厚生労働相が対応する事態に。
「保育園落ちた日本死ね」ブログ公開から1か月半後、政府は『待機児童解消に向けて緊急的に対応する施策について』を発表。
さらにその1ヶ月後には「ニッポン一億総活躍プラン」という、新手の生命保険みたいな施策を発表。
で、待機児童は減ったのか?
減るわけないんです、抜本的な解決になっていないので。
待機児童は「母親も働かないと家計が回らない」が原因で、働くママさん達が入園を希望しています。
女性の社会進出は当たり前ですが、環境作りが追い付いていない――それが顕在化(見える化)したのが「待機児童」なのです。
待機児童の推移
具体的に、待機児童の数は減ってるんだか、増えてるんだか?
1995年:28,481人
1997年:40,523人
2002年:39,881人
さてここから、数値が異常に変化します。
2003年:26,383人
2007年:17,926人
2017年:26081人
2018年:19,895人
「待機児童減ったー! ハッピー!」
違います。
行政の切り札「困ったらカウントの取り方を変えよう」作戦が始動したのです。
待機児童の対策「政府が嘘をつき始めまして」
政治家の皆様は、こう考えました。
「待機児童を減らしたい、でも有権者は年寄りが多い」
日本の施策は完全に年寄りを向いているので、児童福祉に予算が回ってきづらいです。
しかし待機児童が増え続けると、また「日本死ね」とブログで書かれかねない。
そこで「待機児童の数え方を変えよう!」と安易な作戦に走りました。
具体的に以下の状態を待機児童から外しました。
①2001年:認可外保育施設を利用した場合は数えない
②2015年:認可対象の施設を小規模保育へ拡大
③2018年:企業主導型保育所を利用した場合も除外
※認可外保育:自治体が認可していない、ルールがゆるゆるの施設。事故が多発した。
3本の矢を射ってなお、2万人が待機児童です。
福井県は待機児童0を継続していますが「数字のマジックがある」と保育担当者に聞いたことがあります。
「まず第1希望の保育園には入れない。そこで第3希望までママに記入させて、それでもダメなら空いている保育園に押し込む。後はまあ、数字をイジれば・・」
と伏し目がちに話しておりました。
そもそも「ママが子どもを保育園に入園させられず、仕事をあきらめたら数えない」という時点で待機児童の数なんて1ミリも信用できません。
待機児童の対策はたった1つ
待機児童を減らすには「保育所を建てて保育士を雇いまくる」しかありません。
また、私達も保育園建設にブーブ言うのを辞めましょう。
せっかく保育園の建設が決まったのに、
「子どもが騒ぐとウルサイ!」
「送迎の車で交通事故が起きたらどうするの!?」
と苦情が来て計画が頓挫しています。
政治だけが原因ではなく、国民の無知も待機児童の原因です。
「いつか来た道、赤ん坊。いつか行く道、高齢者」です。
新子育て安心プランとは「日本は反撃する」保育士は食うに困らない
とはいえ、日本はそう簡単に沈みません。
待機児童解消加速化プランで50万人任せろ!
平成25年から平成30年まで「50万人の保育園を整備する!」と目標を掲げ、実行しました。
結果、53万5千人の整備を終えています。
子育て安心プランで30万人任せろ!
平成30年度から令和3年度まで「30万人の保育園を整備する!」目標を掲げ、実行中です。
令和元年度末時点ですでに20万人以上の整備を終えています。
新子育て安心プランで14万人を任せろ!
それでも日本は貧乏なので、夫婦共働きしないとやっていけない――これが標準です。
女性の社会進出はどんどん進んでいます。
なので国は令和3年度~令和6年度「新子育て安心プラン」で14万人の保育園を整備する計画を発表しています。
ということは、保育士になれば食いぱっぐれはありません。
食いぱっぐれのない保育士で高級取りになって素敵な婚活を
厚生労働省の調査によると令和3年7月の保育士の有効求人倍率は2.29倍です。
全職種の平均が1.11倍なので、とんでもない求人率です。
保育士の資格を取っておけば、食いっぱぐれはありません。
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保育士の平均給与は約314万円です。
月給26万円、時給に換算すると1,000円ありません。
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(うるさい保護者はスルーして)
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