名古屋グランパスは20日、中京大学サッカー部と練習試合を行いました。
30分を4セットと変則的な試合でしたが、3-0で見事に初勝利を飾っています。
この試合で新加入や負傷中、新しいポジションに挑む選手達の状況がハッキリ。
グランパスの状況と開幕試合のスタメン予想を見ていきましょう。
グランパス長谷川健太監督初勝利!
22日に行われた中京大学との練習試合で長谷川グランパスが初勝利を飾りました。
30分×4セットの試合で3-0と圧勝。
しかも日本代表活動やコンディション、外国籍選手の合流が遅れから限られたメンバーで挑みながら、結果をモノにしました。
それではスタメンを見ていきましょう。
中京大学1本目
中京大学2本目
3、4本目はユース主体で戦っています。
試合の動画です。
グランパス初の練習試合 新加入の選手活躍(東海NEWS・WEB)
仙頭啓矢が得点!新加入選手が大活躍!
GKはJ1復帰の立役者、武田洋平です。
ディフェンスラインが右から森下龍矢、吉田晃、藤井陽也、吉田豊の4人。
ボランチは長澤和輝と宮原が務めています。
サイドハーフにJ1残留に貢献してくれた阿部浩之と齋藤学。
前線は酒井宣福と仙頭啓矢と新加入がコンビを組みました。
多くの欠場者がいるなかで、豪華な顔ぶれです。
立ち上がりこそ攻守に連動性が足らず苦戦する場面もありました。
しかし長谷川新監督のコンセプト「攻守で仕掛け続ける」を選手達が体現します。
1本目の19分に仙頭が先制点!
阿部も絡んだゴール前のこぼれ球を冷静に処理しゴール!
仙頭はその後もトップ下から中盤の底を行き来し、2本目途中からはボランチとしてゲームメイクを担当。
「非凡な才能を見せてくれた」と長谷川監督も称賛するプレーでチームを牽引。
一方、全員のハードワークが目立つ試合展開でした。
ボールを失った後の反応やプレスバックの献身性は去年までのマッシモ体制で1番良かった時期を思い出させてくれます。
逆にボールを奪ったときの縦への速さを引き出す動き出しの豊富さなどは、今季の大きな見所。
長谷川監督が求める「常に動く」という土台が確実に作り上げられています。
仙頭がボランチに下がった際は、金崎夢生がFWに入って酒井との重量級2トップ!
その金崎はファーストプレーで強引なドリブルからシュートを放ち、今季のコンディションの良さをアピール。
酒井も得意のポストプレーやクロスへの飛び込みで迫力を見せてくれます。
ドーピング疑惑で今季絶望のシュヴィルツォク不在の不安を一掃されました。
柿谷曜一朗は負傷中。コロナで隔離中の選手とは?
しかし不安材料があることも確か。
前日まで日本代表合宿に参加していた稲垣祥、中谷進之介、相馬勇紀は別メニューで調整中。
開幕までの連携に不安を残します。
さらにレオ・シルバとチアゴもチームに合流して数日なので、まだ対人プレーは解禁されていません。
さらにコロナで隔離中との情報が飛び交うランゲラックとマテウスはチームに合流できていません。
キャプテンの丸山祐市はリハビリ中です。
悪いことは重なり、柿谷曜一朗が年末に受けた虫垂炎の手術の影響で別メニュー中。
20日の練習で河面旺成が筋肉系の軽い故障中であることも判明しました。
好材料としては、ボランチを務めた宮原和也の獅子奮迅ぶりが上げられます。
ユース出身の甲田英將と藤井陽也が大活躍!
試合はU-18の選手が半数を占めた残り2本で2点をゲット!
10代中心のメンバーになった3、4本目ではU-22日本代表の甲田英將が果敢な突破を見せてくれました。
甲田は「皆さんが見てもそうでしょうが、我々が見ても目を引く選手」と長谷川監督が笑顔で語るほどの逸材です。
ユース昇格4年目の藤井陽也も
「ここでしっかりアピールすれば開幕スタメンにもつながっていく。このチャンスを活かせるかは自分次第」
気合は充分。
元は中盤の選手の成瀬竣平も慣れない左SBで猛アピール。
グランパスのユースは杉森考起を筆頭にパッとしない印象がつきまといますが、今年こそは花開く予感です。
2022グランパスの開幕スタメン予想
練習試合を踏まえて、今季のスタメンを予想してみます。
GK
ランゲラック
DF
森下龍矢
中谷進之介
チアゴ
吉田豊
MF
稲垣祥
レオ・シルバ
仙頭啓矢
相馬勇紀
マテウス
FW
酒井宣福
このメンバーが主力です。
点が欲しい場面では、金崎を入れて仙頭をボランチに下げる形です。
また高さがあるチアゴを前線に配置し、縦パス1本で点を獲る形も有効です。
ファミリーの反応は?
練習試合を受けたファミリーの反応をご紹介します。
>宮原ボランチはマジでか!?
>広島ではボランチやぞ
名古屋戦では見事にバイタル付近のスペース消されて狩場にされまくった
あの試合で宮原獲得に動いたと今でも思える
>今ボランチ足りないからじゃない?
稲垣、レオシルバもおらず
>よっぽど良かったらオプションに使うかもしれんレベルやろな
健太がわざわざ豊と並べて良いクロス上げるとか言ってたしSB基本線やろ
>藤井開幕スタメンあるかも
>とりあえず今日の時点では成瀬の序列がめっちゃ低そうだな
>マッシモ終盤からはベンチ入りもできてないので
>成瀬はまあ…J1じゃ厳しいやろ
>成瀬はトランジション時のポジション取りとパス、クロスの精度は良いけど、ボールを貰う時の腕の動きが改善されんと大成せん
>成瀬はもとはMFだからな、サイドバックするにはフィジカルが弱すぎることは分かりきってること。
彼なりにどう補うか、他にはないサイドバックの形を作らないと本職の選手に比べられると難しい
>健太が来たことで吉田晃のサッカー人生変わると良いな
>成瀬は高さが致命的なんよ。
ヘディングが下手すぎる
>甲田って仕掛けるけどまぁロストは多いな
ここは経験積むしかない
>マッシモと違ってかなり縦の意識が強いサッカーをしてる
シンプルに酒井に縦ポンするときもあれば2列目とSBの連携で崩しに行ったりスーパー銭湯のキラーパスもあったりと攻撃パターンがかなり多彩
>森下は殆どサイドハーフに近いポジション取ってた
攻撃特化してて阿部ちゃんとの連携は見てて面白かったな
>森下が上がってるときにボールロストした時はボランチの宮原が空いた右サイドのスペースを埋める感じ
宮原も元々やってたポジションだからスムーズにプレイできるし利に叶ってる
>まぁぶっちゃけ今見たいのはゴールシーンよりポジションとボールの動かし方(攻め方)よね。今年はどう変わっていくのか楽しみ
>まだ始まったばかりだからアピール次第で序列変わるだろうけどね
健太のコメント読むと物足りない選手もいるっぽいし
W杯森保ジャパンに中国代表の帰化組が牙を剥く!地元メディア悲観的はポーズ!?
サッカー日本代表は4勝2敗の勝ち点12でW杯自動出場圏内のB組2位です。
しかしプレーオフに回る3位のオーストラリアとは勝ち点1差。
さらに勝ち点11のオーストラリアは1月27日に6戦全敗で最下位のベトナム、2月1日に4位オマーンと対戦。
前回対戦でともに勝った相手から大量点差での連勝を狙っています。
そんな日本代表に中国から痛いニュースが。
中国代表が帰化したブラジル人を日本戦で出すことが判明しました。
FWアロイージオ、MFアラン、MFフェルナンジーニョ、そしてイングランド出身のDFタイアス・ブラウニング(中国名ジャン・ガンタイ)。
ここに中国サッカーの英雄、FWウー・レイ(エスパニョール)が加わります。
所属する広州FCでの給料未払い問題が深刻化し、ブラジルに帰国していた3選手については再招集が難しいと見られていました。
しかし急転直下の展開で中国協会が呼び寄せに成功。
ワールドカップ最終予選での成績不振を理由に更迭されたリ・ティエ前監督の後を受け、昨年12月に就任したリ・シャオペン新監督はベストのメンバーを組めます。
中国の全国紙『新浪体育』の代表番記者は「日本戦はどんな内容と結果になろうとも受け入れるべきだ」と論じています。
同記者は
「27名の顔ぶれにこれといった異論はない。
いまとなっては、選手たちのフィジカルとフィットネスの状態が気になるばかりだ。
国内組のほとんどは休みなくずっと活動を続けており、国外から合流する選手(帰化選手)たちは、しばらくの間、実戦を戦っていない。
彼らの起用はテストの域を出ず、日本戦では起用されない可能性もあるだろう。
よって(強敵である)日本との試合(1月27日)は、どんな内容と結果になろうとも受け入れるべきだ。
カギとなるのは、ベトナム戦(2月1日)でいかに勝利を挙げるかにある」
と語っています。
コンディションに不安を抱えるのは日本代表も同じであり、カタールW杯へは険しい道のりです。
速報!F中谷進之介が追加招集!
名古屋グランパスは23日、DF中谷進之介(25)が27日のW杯最終予選・中国戦(埼玉ス)、2月1日の同・サウジアラビア戦(同)の日本代表に追加招集されたと発表しました。
冨安健洋(22)=アーセナル=がけがで不参加となったためです。
森保ジャパンは死に体ですが、中谷には活躍してほしいですね。
ファミリーの反応は冷静というか、イマイチな意見もチラホラ。
>これで植田板倉がスタメンだったらおしまい。
国内組は招集拒否した方が良い。
>中谷は4番手でしょうがないにしろ、優勝チームの柱である谷口が出られないならもう無理。
>2月1日がサウジ戦終わって
6日間の隔離で
2月8日からチームに合流
沖縄キャンプまるっと不参加
しかし、熱いエールも寄せられています!
>グランパスファンとしては無茶苦茶嬉しいし期待してる
>出場機会があれば、このチャンスを生かして代表入りを固定させてください。
W杯はサッカー選手なら誰でもが憧れる舞台。行こうぜ中谷!
>合宿参加した甲斐があった。
呼ばれるだけ呼ばれて、結局いつものメンバーってのはやめてほしかったからね。
このチャンスを生かしてほしいね。
泣いても笑っても運命の2試合が迫る!
任せたぞ、中谷!
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